梅雨もじきに明け、夏になろうとしています。
夏場はエアコンなどで部屋を涼しくして快適に過ごそうとする人も居ますが、同時に肩こりで悩まれる方も多くなる時期でもあります。エアコンのかけ過ぎによって自律神経を乱し、血管が収縮することで肩こりが起きてしまうのです。
「なら、エアコンを控えるようにすればいいのでは?」と思われるかも知れませんが、実はこれも肩こりを引き起こす原因になっています。
その正体は『低血圧』です。原因がハッキリしないため「本態性低血圧(ほんたいせいていけつあつ)」と付けられていますが、この低血圧を患っている人は気温の上昇と共に肩こりや手足の冷え、身体のだるさといった夏ばてに似た症状を引き起こします。
もし夏場に血圧を測り、最高血圧が90~110mmHgと低めの場合、本態性低血圧による肩こりにも気をつけましょう。
対処法としては次のようなものが挙げられます。
・できるだけ身体を温める(長湯はかえって症状を悪化させるのでNG、熱中症にも注意)
・規則正しい生活を心がける
・ストレスを溜めない
・軽めでも良いので運動を心がける
・食事はしっかりと摂る
日常でも取り入れやすく、心がけ次第で肩こりや夏ばてから脱出できると考えると、かなりお得な気分になりませんか?
もちろん治りにくい場合は一宮の肩の治療室そらにお越しいただければ、対処についてのアドバイスもいたします。